神社でやってはいけないNG行動7選【現役神主の本音】

神社のこと
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神社の参拝、なんとなくでやっていませんか?

実は、神職から見ると「正直ちょっと気になる」行動が、意外と多くあります。

しかも、そのほとんどは、悪気なくやってしまっていることです。知らないうちに、失礼な行動になっているかもしれません。

たとえば、

・鳥居の真ん中を通る
・参道の真ん中を歩く

あなたも、一つは心当たりがあるかもしれません。

何が失礼で、何が大丈夫なのか。意外と知られていないものです。

そこで今回は、神職の本音として、神社でやらないほうがいい行動を分かりやすく解説します。

少し意識するだけで、気持ちよくお参りできるようになるはずです。

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神社でやってはいけないNG行動7選

① 鳥居の真ん中を通る

→ 正しくは:一礼して端から出入りする

鳥居は、神様がいる空間と人間が暮らす空間を分ける境界だと考えられています。そして、その中央は神様の通り道とされています。

理想は、鳥居をくぐる前に一礼し、出たら振り返って一礼することです。ただ、中央を少し避ける意識があれば十分です。

神社と鳥居

② 参道の真ん中を歩く

→ 正しくは:端を歩く意識を持つ

参道も鳥居と同じく、中央は神様の通り道とされています。

参拝者が多い神社だと、人の流れができるので、自然と端を歩くと思います。でも、小さな神社や参拝者が少ない神社ほど、ついつい真ん中を歩いてしまいがちです。

「ここにお邪魔させてもらっている」という気持ちでいれば、自然と端を歩くようになると思います。

鳥居と着物姿の女性

③ 手水舎で柄杓に直接口をつける

→ 正しくは:手に水を受けて、口をすすぐ

柄杓に直接口をつけるのはNGです。

コロナ禍を経てだいぶ減りましたが、私の同僚は、今でも柄杓に直接口をつけている人を見かけたそうです。

柄杓は、ほかの参拝者も使うものです。衛生面でも気になるので、必ず手に水を受けてから口をすすいでください。

参拝・着物姿

④ 乱暴にお賽銭を投げつける

→ 正しくは:丁寧に入れる

お賽銭は、勢いよく投げつけるものではありません。かといって、「音を立てたほうがいい」というわけでもありません。

そっと入れても、入れたときに少し音が鳴っても構いません。大切なのは、神様へのお供えとして丁寧に入れることです。

⑤ お願いだけして帰る

→ 正しくは:まずは感謝を伝える

神社は「〇〇してください」と、お願いを叶えてもらう場所だと考える人も多いです。

その側面もありますが、本来は神様に日頃の感謝を伝える場所だと、私は思っています。

まずは、日頃の感謝を伝える。そのうえで、

「神様、ちょっと聞いてほしいことがあります。」

この順番が自然です。

⑥ ご祈祷のときに帽子・サングラスを外さない

→ 正しくは:ご祈祷のときは外す

お参りだけなら、帽子やサングラスをかけていても特に問題ありません。熱中症対策や日焼け対策として、むしろ大切です。

気をつけてほしいのは、御社殿の中でご祈祷を受けるときです。

ご祈祷のときに帽子やサングラスをかけたままの方には、私はこうお声がけしています。

「もし可能であれば、外していただけますか。」

「外してください」とは言いません。髪のことを気にされているのかもしれないし、病気の影響でサングラスが必要な方かもしれないからです。

常識的に考えれば、外すものだと思います。でも、何か事情がある方なのかどうかは、こちらからは分かりません。正直、ここはいつも難しいところです。

⑦ 写真撮影に夢中になる

→ 正しくは:周りへの配慮を忘れない

神社は観光地である前に、神聖な場所です。

ほかの参拝者の邪魔にならないよう意識してください。撮影についての注意書きがある神社もあるので、その場合は必ず従いましょう。

中には、SNS用に写真だけ撮って、参拝せずに帰る方もいます。ほかの参拝者が写り込んでも、気にせず撮り続けている方もいます。

正直、それはやめてほしいと思っています。

とはいえ、写真を撮ること自体がダメなわけではありません。周りにほかの参拝者がいなければ、存分に撮っていただいて大丈夫です。

ご祈祷中の撮影は、基本的にお断りしています。

ただ、初宮詣や七五三など子どものご祈祷では、祝詞の奏上中や玉串奉奠のときの撮影も「まあ、しょうがないかな」というのが、私が奉職している神社の共通認識です。最終的な判断は、その場の神職に任されています。

私自身は、ご祈祷中の撮影は完全にお断りしています。ただし、プロの写真屋さんが入っている場合は、それが彼らの仕事なので止めていません。

ご祈祷が終わった後の撮影は大丈夫です。

参拝の記念に、御朱印もおすすめ

神社での参拝を大切にしている方の中には、「せっかくなら、きちんと形に残したい」と感じる方も多いです。

近年は、「神社をお参りしたら、御朱印をもらうもの」と考える方も増えました。今日も、御朱印を求めて来られた参拝者の方に何枚も書きました。

神職の本音:御朱印だけもらって帰る方へ

正直に言うと、参拝をせずに御朱印だけ受け取って帰る方に、良い印象は持っていません。

でも、そうした方々のおかげで、神社の運営が少なからず支えられているのも確かです。

観光の方に頼りきって、神社そのものが観光地のようになっていくことには、神社界の中でも意見が分かれています。

だからこそ、御朱印をいただくなら、先に神様へのご挨拶を済ませてほしい。それが神職としての本音です。

御朱印帳を一冊持っておこう

初めての方は、御朱印帳を持っていないことも多いです。

一冊持っておくと、次々と神社へ足を運ぶきっかけにもなります。そして、御朱印帳を忘れたときは「あっ、しまった」と本気で悔しくなります。

全国の神社の御朱印で、一冊をいっぱいにしてみませんか。一つひとつ見返すと、そのときの思い出がすぐに蘇りますよ。


御朱印帳の選び方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

御朱印帳おすすめ3選|書く神主が選ぶ初心者でも失敗しない1冊
御朱印帳おすすめ3選を、実際に御朱印を書いている現役神主が本音で紹介。墨がにじみにくい紙や書きやすいサイズなど書く側から見た選び方、書きにくい御朱印帳の特徴、安い御朱印帳は失礼かまで解説します。

参拝前に「これだけ」知っておけば大丈夫

ここまで読むと、「結局どう参拝すればいいの?」と思う方も多いはずです。

そこで最低限これだけ覚えればOKという参拝方法をまとめました。
神社参拝方法 二礼二拍手一礼・手水・お賽銭を現役神主が解説

まとめ

神社の参拝に、完璧な作法は存在しません。

大切なのは、ほんの少しの意識と「失礼のないようにしたい」という気持ちです。

今回紹介した7つを少しだけ意識して、落ち着いて手を合わせてみてください。

ここまで読んでくださり、ありがとう。

良い一日を。

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