御朱印のもらい方で失敗しないために現役神主が困るNG行動5選

神社のこと
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そろそろ御朱印を集めてみたいけど、マナーが不安という人へ。

まず安心してほしいです。御朱印を貰う時のマナーなんてありません。

ただ現場の神職として「これは正直困るな」と感じる場面が実際にあります。

この記事では、御朱印のもらい方の流れと、書く側の本音をご紹介します。

読んでおけば、次の参拝を気持ちよくでき、失礼なく御朱印をいただけるはずです。

御朱印のもらい方

初めての方のために、御朱印をいただくまでの流れをまとめました。

1. 先に参拝を済ませる

御朱印は、神様にお参りした証です。まずは神様へのご挨拶を済ませてから、御朱印をいただきに行きましょう。

2. 社務所へ行く

多くの神社では、社務所(授与所)で御朱印を受け付けています。

受付時間は神社によって違うので、気になる方は神社のホームページで確認しておくと安心です。

3. 御朱印帳を開いて渡す

書いてほしいページを開いた状態で、御朱印帳をお渡しください。(理由は、後ほど詳しく書きます)

4. 初穂料を納める

私が奉職している神社では、御朱印の初穂料は500円です。

金額は神社によって違いますが、300〜500円ほどのところが多いと思います。小銭を用意しておくと、受け渡しがスムーズです。

5. 書き終わるまで待って受け取る

書いている間は、社務所の近くで待っていてください。

私の神社は地方にあるので、どんなに待っても10分くらいです。うまい具合に人が入れ替わっていくので、長く待たされることはほとんどありません。

書き置きの御朱印とは

神社によっては、あらかじめ紙に書いてある「書き置き」の御朱印もあります。

私が奉職している神社にも書き置きの御朱印があり、お正月は書き置きのみの対応にしています。年末年始は、とにかく忙しいからです。

書き置きの御朱印は、持ち帰ってから御朱印帳に貼っておきましょう。

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書く神主が困ること

ここからは、実際に御朱印を書いている私が、正直困っていることをお伝えします。

御朱印帳を閉じたまま渡される

地味に多いのがこれです。

閉じたまま渡されると、こちらで開いて「ここでいいですか?」と確認する作業が発生します。

1人なら問題ありません。ただ、混雑している時間帯は、この確認が積み重なって、かなり時間がかかります。

渡す前に、書いてほしいページを開いておくだけで、とても助かります。

御朱印帳が小さすぎる

まれに、超コンパクトサイズの御朱印帳を持ってくる方がいます。

もちろん、御朱印は丁寧に書きます。

ただ正直に言うと、書きにくいです。文字のバランスを取るのが難しく、朱印を押す位置にも気をつかいます。

つい、普通サイズの御朱印帳と同じ文字の大きさで書き出してしまうと、めちゃくちゃ焦ります。どうやってバランスを取るか、必死に考えて調整します。

もし可能であれば、一般的なサイズの御朱印帳を選んでもらえると、とても助かります。

どのサイズを選べばいいか迷っている方は、こちらを参考にしてください。

御朱印帳おすすめ3選|書く神主が選ぶ初心者でも失敗しない1冊
御朱印帳おすすめ3選を、実際に御朱印を書いている現役神主が本音で紹介。墨がにじみにくい紙や書きやすいサイズなど書く側から見た選び方、書きにくい御朱印帳の特徴、安い御朱印帳は失礼かまで解説します。

書き置きの御朱印を挟んだままにしている

御朱印帳の中に、書き置きの御朱印がたくさん挟まっている方がいます。

それ自体は問題ありませんし、私たち神職が直接困るわけでもありません。

ただ、糊付けせずに挟んだままの御朱印が、知らないうちにペラっと床に落ちていることがあります。

怒涛のように賑わう時間が過ぎたあとで、どこかの神社の御朱印が落ちていると、「え、誰の?」となります。

落とした本人も気づいていないことが多く、せっかくいただいた御朱印をなくしてしまうのは、悲しいことです。書き置きの御朱印は、持ち帰ったら早めに御朱印帳に貼っておきましょう。

混んでいるときこそ、御朱印帳を早めに出してほしい

これが一番伝わりにくいことかもしれません。

御朱印帳を持っている方には、こちらから声をかけます。でも、何も持たずに待っている方には、正直声をかけにくいです。

御朱印が欲しいのか、それとも別の用事なのか、迷ってしまいます。

そして、1人目に書き終えて御朱印帳をお渡しした瞬間、それを見て「あ、自分も」と御朱印帳を出し始める方がいます。

律儀に待っていただけるのは、ありがたいです。

でも、混雑していても、並んだ時点で御朱印帳を出しておいてもらえると、こちらもスムーズに動けます。

これは、私がやらかした話です。

忙しい時間帯に御朱印を書いていて、日付を間違えてしまったことがあります。

書き終えてから気づきました。

「あ、やっちゃった…」

一瞬で血の気が引いて、絶望しました。

そういうときは、参拝者の方に正直にお伝えして、間違えた箇所に紙を貼って直しています。

「申し訳ありません。日付を間違えてしまいました。」

「大丈夫ですよ。」

そう言ってくださる方がほとんどです。それでも、やっぱり落ち込みます。

よくある質問

御朱印帳を忘れてしまったら?

→ 書き置きの御朱印を用意している神社もあります。私が奉職している神社にも、書き置きの御朱印があります。

御朱印の初穂料はいくら?

→ 私が奉職している神社では500円です。300〜500円ほどの神社が多いと思います。

書き置きと、その場で書いてもらう御朱印は、どちらが良い?

→ どちらでも。
いただいた御朱印の意味は変わりません。書き置きの場合は、持ち帰って早めに御朱印帳に貼っておきましょう。

まとめ

御朱印のもらい方に、厳しいルールはありません。

ただ、実際に御朱印を書いている神職として、「かなり助かる」と感じることは確かにあります。

・先に参拝を済ませる
・御朱印帳は開いて渡す
・一般的なサイズの御朱印帳を使う
・書き置きの御朱印は早めに貼る
・混んでいるときは、早めに御朱印帳を出しておく

気軽に。でも、少しだけ気をつかっていただけると、十分助かります。

御朱印帳選びで迷ったら、こちらを参考にしてください。

ここまで読んでくださり、ありがとう。

良い一日を。

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