國學院大學の講習会とは?神主になるための条件・流れ・注意点を解説

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國學院大學の講習会を受講したいと考えている方へ。

結論
神社からの推薦が必要なため、誰でも自由に受講できる講習会ではありません。

この記事では「神職養成講習会」を、分かりやすく解説します。

重要なポイントを簡潔にまとめると、以下の通りです。

・原則として65歳まで
・神社の宮司による推薦が必要
・所属神社庁長の推薦が必要
・大学が受講を適当と認めた者

國學院大學の神職講習会は、誰でも自由に受講できるものではなく、神社の後継者や神職として任用される予定の人を対象とした講習会です

私自身も、父の死去に伴い継ぐ立場となり、資格取得のために参加しました。
この講習会は、短期間で神職として必要な資格を取得するためのものであり、原則として緊急に資格を必要とする人に受講が認められる仕組みになっています。

一般的な公開講座とは性質が異なるため、「興味があるから受けてみたい」という理由だけでは受講できない点には注意が必要です。

1.年齢制限

受講できるのは原則として満65歳までとされています。
そのため「定年退職後に神職を目指そう」と思っている方は、タイミングによっては申し込めない可能性もあるので注意が必要です。

2.学歴要件

・短期大学卒業以上(またはそれと同等以上)
・もしくは現在、大学または短期大学に在籍していること

特に学生の場合、講習会は夏休みの時期と重なることが、ほぼ確実です。
そのため長期休暇をすべて講習に充てる覚悟が求められます。

一方で社会人の場合は、長期の休みを確保する難易度がさらに上がります。実際に仕事を休職した人や退職して参加した人もいました。

3. 事前試験が導入

以前は推薦状さえ揃えば、ほぼ参加できましたが、現在は事前の選考試験が行われるようになったそうです。その背景には、コロナ明けの神職講習会での混乱がありました。


数年ぶりの開催となった回では定員40〜50名に対し、特例で150名以上が受講しました。結果として受講者の質が低下し、適性を欠く人が含まれてしまったことが問題になりました。それ以降、大学側は講習会受講者を選抜するために導入を決定させました。

推薦状の用意と適性を測る試験を通過しなければなりません

4. 1ヶ月で習得すべき内容は「4年分」

講習会の内容は、通常は大学の神職課程で数年かけて学ぶ知識や作法を、わずか1ヶ月で詰め込む超短期集中型です。信じられないほどの速さで進行するため、予習・復習の習慣や自主的に学ぶ姿勢が求められます。

神職講習会はきつい?実際に受けて感じたこと

実際にキツかったのは、神社に関する知識がある前提で講義が進むことです。
受講者の多くは神社関係者で、体感では8割くらいが何かしら神社に関わっている人たちでした。

一方で私は、ほぼ普通の家庭に近い環境で育っています。実家が神社というわけでもなく、父が神職の資格を持っている程度で、普段の生活で神社に関わるのは、初詣や観光で神社に寄るだけでした。

その状態で講義を受けると、専門用語が当たり前のように出てきて、「今何の話してるの?」「なんのことを言っているの?」と置いていかれる感覚になります。

周りを見ると、神様の名前や日本神話を普通に理解している人も多くて、「住んでる世界が違うな」と感じる場面もありました。

あと印象的だったのは、神社にも“格”のようなものがあることです。
もちろん露骨ではないですが、歴史のある神社や元皇族や五摂家などの由緒ある家系の人に対しては、自然と気を遣う空気があります。

例えば、出雲大社の千家家や北島家のように、代々祭祀に関わってきた家系もあります。
そういう背景を知ると、神社の世界には独特の価値観があると感じました。

実際どんな人が受けてたのか?

私が実際に受講した講習会では、いわゆる「興味があったから参加した」という人はほとんどおらず、明確な理由を持った方が集まっていました。
主に多かったのは、以下のような方々です。

・実家の神社の後継者として、急遽資格が必要になった人
・すでに神社に何らかの形で関わっており、正式に神職として任用される予定の人
・実家が神社で、家族から「資格を取るように」と言われて参加した人

私と同じように、親の死去や代替わりといったタイミングで受講している方も多く、「いずれ」ではなく「今すぐ必要だから来ている」という空気感が強い講習会でした。
一方で、現役の学生の中には「将来的に必要になるから」という理由で参加している方もおり、全体の中では少数ながらもそうした層も見られました。

正座と蹲踞(そんきょ)――神主の基本姿勢はここが違う

神主が座るときの基本姿勢は正座です。
皆さんは普段、正座をする機会はありますか?


きっと今この記事も、椅子に座るかゴロゴロとくつろいだ姿勢で読んでいると思います。

もしよければ、今この場で試しに正座して読んでみてください。
どうでしょうか?しんどくないですか?

神職の現場では、祭祀の最中に長時間の正座が求められることもあります。
和風の椅子を使う場面もありますが、問題なく正座ができないと論外とされるほど、基本姿勢として重視されています。

現代の生活では椅子に座ることが主流となり、正座に慣れていない人が多いと思います。
筆者にとって正座以上にキツかったのは、「蹲踞(そんきょ)」という姿勢でした。

蹲踞とは剣道や相撲などで見られる、つま先を立てて踵を浮かせてしゃがむ姿勢のことです。
神職の場合は、そこに膝を床につける姿勢で、全体重がつま先に集中するため、かなりの負担がかかります。筆者は10分以上は、とても維持できませんでした。


それでも講習会では容赦なく指導されますし、今でも長時間の正座の後に平然と立ち上がる所作が求められます。あ、まだ正座を続けて読んでくれていますか?
「そろそろ限界…」という方もいるかもしれませんね。でも、それが神主になるための基礎体力でもあるのです。

正座と蹲踞(そんきょ)――神主の基本姿勢はここが違う

神主が座るときの基本姿勢は正座です。
皆さんは普段、正座をする機会はありますか?

おそらく今この記事も、椅子に座るかリラックスした姿勢で読んでいる方が、ほとんどだと思います。

もしよければ、この場で一度正座してみてください。
少しの時間でも、なかなか大変ではないでしょうか?

神職の現場では、祭祀の最中に長時間の正座が求められることもあります。
和風の椅子を使う場面もありますが、正座が問題なくできないと務まらないほど、基本中の基本として重視されています。

現代では椅子生活が当たり前になっているため、正座に慣れていない人も多いと思います。

そして、私にとって正座以上にきつかったのが「蹲踞(そんきょ)」という姿勢でした。

蹲踞とは、剣道や相撲などで見られる、つま先を立てて踵を浮かせてしゃがむ姿勢のことです。
神職の蹲踞は、膝を床につけ折り曲げているつま先に体重が乗りかかります。剣道や相撲などの蹲踞ならバランスを取りながらで負担を分散が出来ますが、神職の蹲踞は折り曲げているつま先の負担がえげつないです。最初の頃は5分も維持することも出来ませんでした。

それでも講習会では容赦なく指導されますし、長時間の正座の後でも、何事もなかったかのように立ち上がる所作が求められます。

社会人と学生、それぞれの苦労

社会人にとって、約1ヶ月の講習会に参加するのは想像以上にハードです。
有給休暇をフルに使う人、思い切って退職する人、夜だけ副業を続ける人など、時間と生活のやりくりに四苦八苦している姿を多く見ました。

一方で学生は、せっかくの夏休みを丸ごと講習会に捧げることになります。
当然アルバイトはできず、収入ゼロ・支出ばかりという現実に不安を感じる人もいました。

さらに地方在住者の負担は大きく、東京までの交通費や1ヶ月分の生活費、宿泊先の手配まで必要です。
家族を持つ人や貯金が限られている人にとっては、経済的な準備も試練のひとつになります。

だからこそ、どちらの立場でも早めの情報収集とスケジュール管理が重要です

ぜひ、コチラも読んでほしいです。

ここまで、読んでくれてありがとう

良い一日を

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