【2027年版】現役の神職が神棚選びで一番大切にしていること

神棚のこと
スポンサーリンク

「神棚を祀りたいな。」

そう思って楽天市場を開いてみると、何百種類もの神棚が並び、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。

神棚は、毎年買い替えるものではありません。

一度お祀りすると、何十年と家族を何世代も見守っていただく大切な場所になります。

だからこそ、私は価格だけで選んでほしくありません。

私は神職として神社に奉職し、自宅でも神棚をお祀りしています。

神棚を選ぶ基準は、人それぞれ違います。

しかし、現役の神職として一番お伝えしたいことがあります。

「毎日自然と手を合わせたくなる神棚を選ぶこと。」

これが何よりも大切です。

この記事では、

・神主が神棚を選ぶ基準
・神棚選びで失敗しないポイント
・本当におすすめできる神棚5選

をご紹介します。

神棚選びで後悔したくない方は、ぜひ最後までご覧ください。

スポンサーリンク

神主が神棚選びで一番大切にしていること

「神職だから、自宅にも大きくて立派な神棚をお祀りしている。」

そう思われることがあります。

確かに、代々神社を守ってきた神職の家では、立派な神棚をお祀りしていることも少なくありません。

しかし、私は違います。

私は神社の家系に生まれたわけではなく、ごくごく普通の一般家庭で育ちました。

神職になる前は民間企業で働いていた、元サラリーマンです。

だからこそ、「現代の家庭で神棚をお祀りする難しさ」もよく分かります。

実際に私が自宅でお祀りしているのも、昔ながらの大きな三社宮ではなく、シンプルな一社宮です。

もちろん、神職としての理想を言えば、天照皇大神宮・氏神様・崇敬神社のお神札を並べてお祀りできる三社宮は、とても素晴らしい神棚だと思います。

しかし、現代の住宅事情では、大きな神棚を設置するスペースを確保するのが難しいご家庭も多いでしょう。

だから私は、立派さよりも「無理なく続けられること」を大切にしています。

神棚は、誰かに見せるためのものではありません。神様へ感謝を伝え、毎日自然と手を合わせるための場所です。

せっかく神棚を購入しても、

「大きすぎて部屋に合わない。」「生活の邪魔になってしまう。」では、本来の目的から離れてしまいます。

だから私は、現代の生活空間にも自然と馴染み、毎日手を合わせたくなる神棚を、おすすめしています。

神職が絶対に譲れない条件

神棚なら何でも良いわけではありません。

私が唯一譲れない条件があります。

それは、木製であること。

最近ではプラスチック製や、インテリア雑貨のような神棚も販売されています。

しかし、神棚は神様をお祀りする大切な場所です。

できれば昔から神社建築にも使われてきた木材を選んでいただきたいと思います。

特におすすめなのは、ヒノキです。

神棚には365日の意味がある?

実は神棚には、昔から語り継がれている面白い話があります。

一般的な神棚は、

・幅三寸六分五厘
・奥行一尺二寸
・厚み一寸

という寸法が基準とされることがあり、

それぞれ
・365日
・12か月
・1日

を表し、「一年365日、毎日神様をお祀りする」という意味が込められているとも言われています。

もちろん、現在では住宅事情に合わせ、大工さんやメーカーが様々な大きさの神棚を製作しています。

そのため、この寸法でなければならないという決まりではありません。

なぜ神棚にはヒノキが使われるの?

神棚の材料には昔からヒノキが選ばれてきました。

ヒノキは耐久性や防虫性に優れ、日本を代表する建築材です。

伊勢神宮でもヒノキが使用され、世界最古級の木造建築として知られる法隆寺もヒノキで建てられています。

昭和の法隆寺大修理では、約1300年前のヒノキ材の約65%が再利用されたとも言われています。

また、ヒノキは「切って終わり」の木ではありません。

伐採後も強度が増すと言われ、長い年月をかけて丈夫になっていきます。

神棚にヒノキが選ばれているのも、こうした理由があるからです。

神棚をお祀りする人は思っている以上に多い

私が奉職している神社では、過去に「神棚をお祀りしたい。」というご家庭向けに、伊勢神宮より取り寄せた小型の神棚を、限定100基授与した事例があります。

条件
・神宮大麻(天照皇大神宮)
・氏神神社のお神札をお祀りすること。

募集を始めると、多くの方がお申し込みくださいました。

「神棚に興味はあるけれど、何を選べばいいか分からない。」そんな方が非常に多いことを実感しました。

だからこそ、本当におすすめできる神棚だけをご紹介します。

神職がおすすめする神棚4選の選定基準

今回ご紹介する神棚は、「売れている商品」だけではありません。

私が重視したのは次の5点です。

・木製(できればヒノキ)
・現代の住宅に馴染むデザイン
・御札を丁寧にお祀りできること
・長く使える品質
・初めてでも後悔しないこと

価格だけではなく、「何十年も神様をお祀りできるか」という視点で選びました。

初めて神棚をお祀りする方へ

神棚の里「神楽」

現役神職のおすすめ度:★★★★★

神棚を初めてお祀りする方には、この神棚をおすすめします。

国産ヒノキを使用し、現代のリビングにも自然と馴染むデザインです。

神棚は一度購入すると何十年も使うものです。

「安いから」という理由ではなく、「毎日自然と手を合わせたくなるか」を基準に選ぶことが大切だと思います。


賃貸・マンションにおすすめ神棚

神棚の里「モダン神棚 Kaede」

現役神職のおすすめ度:★★★★☆

私は「賃貸だから」という理由で御札をそのまま立て掛けるよりも、小さくても神棚をお祀りすることをおすすめしています。

近年は、現代の住宅に合わせたシンプルな神棚が増えており、この神棚もその一つです。

壁掛けにも対応しているため、大きな神棚を置くスペースがないご家庭でも無理なくお祀りできます。

木製ならではの温もりがあり、神棚としての雰囲気も十分です。

「初めて神棚を祀る」「マンションだから大きな神棚は置けない」という方には、とても選びやすい神棚だと思います。


本格的な三社宮が欲しい方へ

木曽ひのき 屋根違い三社宮

現役神職のおすすめ度:★★★★★

昔ながらの本格的な神棚をお探しの方には、屋根違い三社宮がおすすめです。

三社宮は、

・中央:天照皇大神宮(神宮大麻)
・向かって右:氏神神社のお神札
・向かって左:崇敬神社のお神札

という、昔からの一般的なお祀りの形に対応しています。

神職として理想を言えば、やはり三社宮はとても美しく、神棚として完成された形だと思います。

木曽ひのきを使用しており、木目の美しさや香りも魅力です。

長く使える神棚を探している方や、ご新築・ご新居を機に本格的な神棚をお祀りしたい方には、自信を持っておすすめできます。

私自身は住宅事情から一社宮をお祀りしていますが、もし十分な設置スペースがあるのであれば、三社宮は非常に美しいお祀りの形だと思っています。


一社宮を考えている方へ

木曽ひのき 一社宮

現役神職のおすすめ度:★★★★★

先ほど、「神職だから立派な神棚を祀っている」というイメージについてお話ししましたが、実際に私が選んだのは、三社宮ではなく一社宮でした。

理由は、とてもシンプルです。

現代の生活に無理なく馴染み、毎日自然と手を合わせられるから。

もちろん、理想を言えば三社宮です。

しかし、住宅事情や設置スペースを考えると、一社宮という選択も決して妥協ではありません。

この神棚は木曽ひのきを使用しており、木目も美しく、シンプルながら神棚としての品格があります。

「初めて神棚を購入する方」

「リビングに違和感なくお祀りしたい方」

「長く使える神棚を探している方」には、自信を持っておすすめできます。

私自身も、一番大切なのは神棚の大きさではなく、毎日神様へ感謝を伝えられる環境をつくることだと思っています。


神棚を選んだら、次は「どこに祀るか」も気になるところだと思います。
現役の神職が神棚の祀り方を簡単に詳しく教えます。気をつけるコトは3つだけ。 | 神主の本音ブログ

必要な神具が分からない方はこちらもご覧ください。
神棚に必要なもの一覧神具は何を揃えればいい?現役神主が解説 | 神主の本音ブログ

扉を開けておくべきか閉めておくべきか迷う方はこちらへ。
神棚の扉は開ける?閉める?現役神主がおすすめの祀り方を解説 | 神主の本音ブログ

ここまで読んでくれて、ありがとう。

良い一日を。

タイトルとURLをコピーしました