【保存版】神主になるには?神社の家じゃなくても神主になれる3つの方法

神社のこと

神主になるにはどうすればいいのか。
神社の家系の子とじゃなくても神主になれるのか、気になっている人も多いと思います。

実は神主になる方法はいくつかあり、必ずしも神社の家系である必要はありません。私自身も神社の家系ではなく、サラリーマンから神職になりました。

この記事では、現役の神職である筆者の経験をもとに、神主になる方法・資格の取得方法・実際の難易度などを分かりやすく解説します。

結論
神主になる方法は主に3つ
「神道系大学」「神職養成講習会」「神社で働きながら資格取得」

現役神職としての経験から言うと、この3つが一般的です。

この記事を書いた人

現役神職|元サラリーマン

神社本庁認定の神職養成機関で学び、現在は〇〇神社で神主(神職)として奉仕中。サラリーマンから転職し、神主になるまでの実体験をもとに情報発信しています。

はじめまして。現役神主の佐助(さすけ)です。 | 佐助の経験Blog2

今回の記事は、元サラリーマンで現神主の筆者が、神主になる方法と裏情報をご紹介します。

神主になる3つの方法 それぞれの難易度

神主になるには、大きく分けて以下の3つのルートがあります。

① 神職養成機関に進学する(高校・大学卒業後)

  • 対象:高校生~大学生、時間と学費をかけてしっかり学びたい人
  • 内容:國學院大學(東京)や皇學館大学(三重)などの神職養成課程で、神道・祭祀・歴史などを体系的に学び、神職資格を取得する。
  • メリット資格+学位が同時に取れる。
  • デメリット時間・費用の負担は大きい。

② 講習会で資格を取得する【筆者はこのルート】

  • 対象:社会人・学生など
  • 内容:神社本庁の認定通信講座「神職養成講習会」を受講し、1ヶ月の短期講習+試験。
  • メリット費用も比較的抑えられる。一応働きながらでも学べる。
  • デメリット仕事を休職・有給休暇することが難易度高い。

③ 神社に奉職し、実務を通じて資格を取る

  • 対象:働きながら資格を目指したい人
  • 内容:実務経験を積みながら、講習で資格を取得します。
  • メリット現場経験を積みながら学べる。住込みも可能な神社あり。
  • デメリット受け入れる神社を見つけること難しく、待遇もピンキリ。

代表的な例として、
伊勢神宮 には 神宮研修所 という神職養成機関があります。

ここでは研修生が 2年間の全寮制 で学びます。 

主な研修内容
神社祭式 祝詞講読 神道史 日本書紀・古事記 雅楽 武道 書道

また伊勢神宮の祭典への奉仕や実習も行われ、かなり実践的に神職としての実務を学べます。

生活は寮生活で、早朝から講義や実習が行われるので、修行に近い環境下です。

修了すると
神社本庁 の神職資格 「正階」 が授与され、全国の神社で神職として奉職することができます。ただ定員は非常に少なく、これは比較的珍しいケースです。

日本全国にある神社のほとんどは、「神社本庁」と呼ばれる統括組織に属しています。
この神社本庁に所属する神社で奉仕(=就職)するためには、神社本庁が授与する神職資格が必要です。

昔ながらの神職の家系(=社家)の子供であっても、資格を取らなければ正式な神主としては認められません(例外あり)。

方法は3つ
『神道系大学』『講習会』『神社で奉職しながら資格取得』

神主の資格とは?(神社本庁の神職階位)

神主として神社で奉職するには、神社本庁が定める「神職階位」という資格が必要になります。
主な階位には次のようなものがあります。

・正階 ・明階 ・権正階とあります。

神職資格取得と同時に、どれかの階位を得ます。

特段、気にすることではないので、どうやって取得するかを考えるべきです。

筆者は神職の家系ではありませんでした

筆者は代々神社を守ってきた「社家」の出身ではなく、父が神主資格を持っていただけという、限りなく普通の家庭で育ちました。

身近な人に神社関係の知り合いもおらず、「講習会を受けるには推薦状が必要」と知ったとき、まず“神社関係者と繋がること”から始めなければなりませんでした。

しかも、私が頼りにしたかった父は他界しており、神社界に相談できる身内もいませんでした。

それでも、チャンスはゼロではありません


実は神社界も「後継者不足」の時代

文部科学省の調査によれば、神社の数は約8万5千社あると言われてます。さらに、登録されていない小規模な神社を含めると、実際の数はそれ以上と言われています。

しかし、全国の神職は約2万人とされています。

つまり、多くが後継者や奉職者を必要としているのが現状です。


「神社に縁がないから無理だ」とあきらめるのは、まだ早いです。 

筆者も“ゼロからのスタート”で神主になりました。


神社とのご縁を一歩ずつ自分で築き、仕事は休職して講習会に挑戦し、資格を取得しました。

そして現在は現役の神職として奉仕しています。

だからこそ、この記事ではリアルな体験と現実的なステップを包み隠さず紹介しています。
もし、あなたが「神主になりたい」と思うなら、きっと道は開けます。


講習会で資格を取得するには? 

「えっ、神主の資格って1ヶ月で取れるの? じゃあ、それが一番ラクそう」
そう思う方は多いと思います。

実際、お笑い芸人の狩野英孝さんもこの方法で資格を取得されました。

でも、この方法こそ3つのルートの中で一番ハードルが高いと思います。


個人的に講習会に申し込むまでが本当に大変だったんです。

最大の難関は「推薦書」の取得

講習会に参加するには、2通の推薦状が必要です。

1.奉職(就職)予定の神社からの推薦状
2.その神社を管轄する都道府県の神社庁からの推薦状

どちらも簡単には貰えません。


まず奉職する神社からの面接や必要書類の提出を経て、ようやく神社庁でも面談と審査に進みます。

これら全てを講習会の申込締切までに終わらせる必要があります。

推薦状揃ってない状態で講習会に申し込んでも落とさせるだけです。

徹底したスケジュール管理を求めらます。

たぶん働きながら転職したことがある人なら、うまくこなせるかも。

講習会は年2回のみ。タイミングを逃すと半年待ち

たとえば國學院大學の講習会は年に2回。
社会人として働きながら準備を進めていたので、「この時期を逃したら次は半年後」というプレッシャーも大きかったです。

講習自体は1ヶ月でも、そこにたどり着くまでの準備は、綿密に進めるべきです。

アドバイス
もし神社関係者や宮司さんと少しでも繋がりがあるなら、迷わず早めに相談を
非常に具体的な助言をしてくれます。

一番伝えたいのは、
「1ヶ月で資格が取れる」という言葉の裏に、事前準備の大変さがあることは知っておいてください。


「神社で働いてみたいけど、いきなり就職はちょっと不安…」という方も多いのではないでしょうか。


そんな方には、巫女さんや神社でのアルバイトという選択肢もあります。
実際に現場での雰囲気を体感できる貴重な機会で、将来の就職にもつながる第一歩になります。


「神主を目指す前に、まず一歩踏み出してみたい」という方に、きっと参考になるはずです。↓↓

神主になる方法 まとめ

医師や弁護士のような厳しい勉強もないので、神主になることは可能です。
正直に言うと、大学入学や講習会に参加できれば、現実的に目指しやすい資格です。

実際に私も、ゼロから神主になりました。

「神主になりたい」と思ったその気持ちが、最初の一歩です。

あなたがこれから神主を目指すにあたって、少しでも参考になれば嬉しいです。


ここまで読んでくださり、ありがとう。


良い一日を。

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